コーネリア連合共和国 CORNERIAN UNITED REPUBLIC
およそ230年前に成立した星系最大の国家。コーネリアに拠点を構えた「旧・コーディリア王国」を中心に、コーネリア内の軍事国家「旧・大グランベル国」と技術国家「旧・ローザリンド公国」、アクアス・ゾネスの「旧・タッドー共和国」、フィチナの「旧・サルジーナヤ連邦」の5大国家を骨格とする。実際の併合には240年の戦乱を生き延びた小国家・自治領・部族・企業連合など百十余りの勢力が合流しており、州の数は全121を数える。国章に刻まれた5つの星は星系統合艦隊の結成に協力した5つの国を示す意匠である。
元は第1次ライラットウォーズで互いに勢力圏を奪い合う関係だった。転機は惑星ステファノーを消滅させたステファノーの戦いであり、超兵器の照準が次にアリエル(現・アクアス)へ向けられたことで各国は一斉に停戦へ動いた。タッドー共和国最高議長トーマスが全交戦国へ発した「協和宣言」がその引き金であり、このとき旧5国の艦隊を統合した星系統合艦隊は後の宇宙艦隊スターブレードの起源となった。
連合共和国となった後も各国の政治基盤は州として保持され、各地域の自治が認められている。国の起源となった主要5州は「5大州」と呼ばれる。併合に際して惑星名も一部変更されており、「アリエル」は「アクアス」に、「ウンブリエル」は「ゾネス」に改名された。これはタッドー語の発音がアヌビソイド人種には難しかったという経緯による(ベーシック語の項に詳しい)。
政治は各州から1名ずつ選出される代議員で構成される最高議決機関「全州代表評議会」の合議で決定され、評議会の上位には建国以来の最高諮問機関として五大元老院が置かれている。一つの法案可決に10年近くかかることも多々ある。軍事面はコーネリア防衛軍(CDF)が担い、現在は戦時特例として軍事権限の一部を総司令部へ委任する特別措置が敷かれている。共和国憲章第1条には質量破壊兵器の研究・保有を永久に禁じる条項が明記されており、根幹条項の改正に全会一致を要する憲章は建国以来ただの一度も改正されていない。





