◄ ARMORY DB
[ WPN-30 / SMALL SUPPLY — スモールサプライ ]
● ACTIVE — STANDARD EQUIPMENT
TECHNOLOGY FILE — SMALL SUPPLY — BLAGZALIGHT HARVESTER SWARM — SUPPLY RING
DATABASE RECORD: WPN-0030 — CLEARANCE: OPEN — FITTED TO MOST MODERN FIGHTERS
[ WPN-30 / TECHNOLOGY FILE ]
スモールサプライ (SMALL SUPPLY)

SMALL SUPPLY

RING OF LIFE ── ブラグザライト回収機構 ─ 通称サプライリング

戦場を飛び回る蜂の群れのような超小型モジュール。エネルギーを見つけてはリング状に集い、潜った機体のシールドと装甲を癒す「空に浮かぶ補給線」。

▌ TECHNICAL SCAN — FILE 30 ▐
DESIGNATIONSMALL SUPPLY / スモールサプライ(通称: サプライリング)
CLASSエネルギー回収補助機構(群体モジュール)
FUNCTIONブラグザライト等の回収 → 電力 / ブラグザエネルギー変換
FORM超小型モジュール群 — エネルギー反応にリング状で集合
INDICATOR形状と色で純度を表示 — 金色リング=高回復 / 星形=サプライスター(全回復)
FITTEDアーウィン / ウルフェン ほか新型機の多く
STATUS現役 — 標準搭載
UTILITY RATING -- 93 / 100
SMALL SUPPLY
BLAGZALIGHT HARVESTER SWARM エネルギー回収リング
前方に金色のリング!
潜れフォックス、シールドが戻るぞ!-戦域通信記録より-
comm visual

概要 ─ OVERVIEW

補給艦より頼りになる蜂の群れ― 前線パイロットの通称より

スモールサプライ(Small Supply)は、宇宙空間や恒星の表面で生成されるブラグザライト を回収するための補助機械である。実体は虫のような超小型モジュールの群れであり、手頃なエネルギー反応を見つけると集まってリング状の集合体を作り、エネルギーを再利用可能な電力かブラグザエネルギーへ変換する。

機体でこのリングを潜れば、変換されたエネルギーを即座にシールドや機体損傷の保護へ回すことができる。前線ではリングの姿から「サプライリング」の通称で呼ばれることが多く、撃ち合いの最中に見つける金色の輪は文字どおりの命綱である。

機構 ─ MECHANISM

アーウィンウルフェン など新型機の多くには本機構が標準搭載されており、機体の稼働中はミツバチのように周囲を飛び回ってエネルギーの気配を探し続けている。中型以上の艦船が備えるブラグザライト回収装置(ブラグザライトの項を参照)を、戦闘機のスケールへ落とし込んだ技術と言い換えてもよい。

集合したリングは形状と色でエネルギーの純度を視認できるよう設計されており、金色のリングほど回復量が高い。計器を読む暇のない空戦の最中でも、輪の色を見るだけで潜る価値が分かる。この割り切った設計が現場の信頼を支えている。

サプライスター ─ SUPPLY STAR

目にする機会は少ないが、金色のリングになる以上の純度の高いエネルギーを取得すると、リングの円周ではエネルギーを保持しきれなくなり角ばった星のような形状へ変化することがある。この状態は「サプライスター」と呼ばれ、損傷度合いの高い戦闘機を一つでフル状態までシールド回復できる代物として重宝される。

近年では大型の艦船が自身のエネルギーの一部を一つのサプライへ込めることでこのサプライスターを生成し、エネルギー補給の手段として使用する戦法もよく見られるようになっている。スマートボム と合わせて、即戦力として使える補給物資の代表格である。

運用 ─ SERVICE

真価を発揮するのは極限環境である。ソーラ のような恒星表面に近い環境や、セクターϊ のような超高エネルギーの渦巻く宙域ではそこら中にエネルギーが満ちているためか、あらゆる場所でサプライがフル稼働し、視界がリングだらけになることで知られる。

超高温でバリア展開が必須となる環境において、周囲のエネルギーをすぐ転用できる形で可視化してくれるこの機能は非常に有難い。恒星観測や高エネルギー宙域の調査といった極限環境での活動は、この小さな蜂たちに大きく支えられているといえる。

記録余話 ─ ARCHIVES

新兵が最初に叩き込まれる教えは「銀の輪で欲をかくな。金の輪まで我慢しろ」である。もっとも被弾中のパイロットにこの区別がつく余裕はなく、実戦では見えた輪から潜るのが常だという。

損傷した僚機の針路へ自機のサプライを先回りさせ、リングを「置いてやる」誘導技術が一部のエースの間で使われている。仕様外の運用であり教範には載っていないが、これに救われた者は少なくない。